序論
ロサンゼルスからサンディエゴへ向かう途中の高速道路で
気がつくと見慣れない警告ランプが
もしや、パンク!?
すぐに高速に降りて近くのガソリンスタンドに停車
確認してみるとやはり
「
パンクなんて何十年も遭遇してないぞー!
どうしたらいいんだー??」
「大体なんでレンタカーがパンクするんだよ(~_~メ)
チェックしてないのかよ」
とか
色々頭のなかを駆けめぐって、
「とりあえずスペアタイアに交換してサンディエゴまで行こう」
とようやく思いつく
「スペアタイアはどこだ!?」
今回のレンタカーはジープのチェロキー。
もちろん日本で載ってる車とは違う。
スペアタイアってトランクの下に隠れていると思い出し、
スペアタイアのマークらしきものをさがして回してみる
あれ?開かない!!
気づくと
地面にスペアタイアが到着していた
あ、トランクの下って外なのねチェロキーは(-_-メ)
ジャッキを見つけて早速車体を上げるも
スプリングが効いてしまって
全然タイヤが上がらない
「なんでだ〜」
「どうしよ〜」
「異国の地で言葉もおぼつかないままどうしよう??」
困った。こうなったらなんとか助けを求めないと
でも、怪しい人に声を掛けたらかえってヤバイ!!
そこで、ちょうどガソリンスタンドにガソリンを補給していた人に声をかけてみました
でも、レイバンのなすび型のサングラスでちょっとコワオモテ。怖そ〜。
これね
いや、ここは勇気をふりしぼって!!
「あの、タイヤがパンクしちゃって、スペアタイアをつけようとしてるんだけど、
ジャッキであげてもタイヤが上がらないんです。
なんか、スイッチがあってそれを押すと関係あるかもしれないけど、ちょっとわからなくて・・・」
(当然こんなに的確に話してない。もっとあわあわ言いながら何とかこんなことを伝えた)
「そうなのか、スペアタイアはあるのか?」
「はい、ここまではやったんだけど、スイッチが・・」
「いや、スイッチは関係ない」
「でも、あげてもあげてもスプリングでタイヤが下に降りて上がってくれない・・・」
「そんなはずはない、とにかくやってみよう」
とおもむろにジャッキでタイヤを上げ始めてくれました。
でも、やはり充分上がらず、タイヤは接地したままだが、
彼はボルトをゆるめ、パンクしたタイヤを外そうとしてくれました。
でも、当然外せない。
彼が言うには
「このジャッキでは充分に上がらない。
もっと上がるジャッキを使わなきゃだめだ。
あそこに止まってる大きい車の人に頼んでジャッキを貸してもらってきたらどうか」
(え”〜っ・・俺が聞くの〜〜(T_T)!?)
んなこと言ってられない、行くしかない!
「あのーすみません」
「・・・」(なんだよ、あやしいやつ)みたいな顔された〜。
ひるむな〜オレ!
「あの〜ちょっと%&’#%&’#(以下なんとか説明)
で、ジャッキを貸してくれませんか?」
「いや、ちょっと持ってないよ」
んなはずないでしょ
で、再度しつこく困ってるアピールで伝える。
すると、
「この車はタクシーで、今お客さんの用事待ちで、
戻ってきたらいかなきゃいけないんだ。」
タクシーかよ(;_;)そりゃムリだわ
「わかった、ありがとう」
と残して戻ってくる。
戻ると、別の人がきていて何やら彼に話しをしていた。
そのあとから来た人が、
「この車はレンタカーか?」
と聞かれてそうだと答えると、
「じゃあ、タイヤ変える必要もなく、来てもらえばいいんだよ。
連絡してみな。」
え”ーでんわ”――??
英語で??
大体電話って持ってきたiPhone使ってらべらぼうに料金かかるんじゃないの??
え”ーー(T_T)
しょうがない、ええい!かけるしかない!
「Hello. May I help you?」
「あ、あ、ああの・・・%&’#%&’#」
【次回に続く】
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